残暑に勝つ☆夏バテに効く麺類2種
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暑過ぎる夏もそろそろ終わりの始まりを迎え、立秋を過ぎた空には秋の気配が。とは言え都心の体感はまだまだ猛暑のまま。暑くて凝った料理はしたくないし、簡単なご飯でやり過ごしてしまいがちですよね。
我が家も手っ取り早くお素麺や冷製パスタの頻度が上がっていますが、炭水化物の麺と糖質たっぷりの麺つゆだけでは栄養面の偏りが心配です。夏バテ解消に必要なビタミン群、タンパク質、ミネラルを補えるよう、いつもと違うアレンジでお素麺の栄養価を上げていきましょう。
タンパク価を上げるため豆乳とお肉を加え、野菜をたっぷりのせた豆乳担々麺はいかがでしょう。暑い日に食べやすい冷やし担々麺、汁麺とつけ麺の中間くらいのお出汁の量で食べやすく調節してあります。

↑写真はニラとトマトで。その日の気分で変えても美味しい
副菜も一工夫。お豆腐に夏野菜をたっぷり使った白和えはそれだけで栄養面に優れたお菜ですが、実はさらにひと工夫してあり、お野菜の栄養吸収を高める作り方にしてあります。

↑お野菜の下処理に秘密があるんです
もう一品は暑い季節にどうしてもご紹介したかった冷や汁です。
干物を焼いてほぐし、焼き味噌を作り出汁を引き、すり鉢で丁寧にあたって作る冷や汁は、香ばしく風味豊かで大変美味しいのですが、ちゃんと作るとかなり手間がかかるのが難点でした。
今回大胆にアレンジして火を使わないのに本格派を目指しました。「冷や汁風」ではありませんよ、ちゃんと「冷や汁」です。冷や汁は汁物としても食べられますが、ご飯にかけると格別ですのでご希望の方はお素麺の量を加減してご飯をお付けします。

↑たっぷりの薬味とお野菜を添えて

↑ご飯にかけたところ
もう一つの献立はお教室初登場のベトナム料理です。
一品目はブン・ボー・サオ。ブンは麺の種類、ボーは牛肉、サオは炒めるの意味で、お肉をのせたブンの和え麺、といった訳になるのかと。古都フエの郷土料理、汁麺タイプのブン・ボー・フエの方がポピュラーですが、牛骨出汁を取る必要があり暑い季節にちょっとハードルが高いので、今回は和え麺で。
ベトナムの麺といえば日本ではフォーがとにかく有名ですが、実はブンの方がベトナムでは主流です。麺の食感がいいんです。甘めに味付けして炒めた牛肉とベトナムなます、その他野菜をたっぷりのせて、特製のタレをかけて大胆に和えていただくのが正式スタイルです。

↑パクチーお苦手さんは大葉かバジルに変更します

↑ぐちゃぐちゃにした方が美味しいんです
その他、ベトナムといえばの生春巻きと、しじみとトマトのスープを作ります。
生春巻きは生地の透かしが綺麗に見えて、かつ食べやすい巻き方を伝授します。
しじみのスープはベトナムの主に北部の定番です。貝の出汁、トマトの酸味、ニョクマムの風味が一体となったところに、ディルが入るのがベトナム風。爽やかで食欲をそそる味わいです。

↑切る前の写真を撮り忘れ…
