お節になるおかずとローストチキン
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今年もあとわずか。うっかりしていたらお米もお林檎も収穫期の旬の美味しさを逃してしまいそうで、せっせと秋の味覚を追いかけています。
2025年最後の一汁三彩は、年の瀬に人気の和洋の献立で締めようと思います。
前半はお節料理。お節のお重にはさまざまなご馳走が詰まっていて、中には準備に数日かかるものもあります。お教室の時間内にお重の中身を全て作るのは難しいので、今回は時間内に作ることが出来て普段の食卓でも活躍する数品と、三の重に欠かせないお煮しめ、そしてお雑煮をご紹介します。
いつもより少し手間をかけて、飾り切りしたり盛り付け方を工夫するだけで、いつもの煮物もハレの日のご馳走に様変わり。お重に詰めるには品目が少なくても華やかなお正月のお節プレートの演出が可能です。

↑数年前の我が家の元旦より。このうち黒豆以外を作ります
我が家のお雑煮はかしわ肉と蒲鉾とお野菜が数種に焼いた角餅のシンプルな関東風。毎日の食卓のお吸い物として転用できますよ。

今年のカレンダーはクリスマスに休日が当たりませんね。平日はご馳走を作れないかもしれませんが、年末年始のパーティシーズンに役立てばと、クリスマス直前回に今年もローストチキンの回を開催します。

↑丸々のチキン☆外はぱりっと、中はジューシー
クリスマスシーズンにはスーパーでもみつかる丸鶏。ハードルが高そうですが、下処理と紐かけさえ覚えてしまえば、さまざまな部位を食べ比べできて、最後は骨で出汁を取ることもでき、余すことなく楽しみ尽くせる、この時期ならではの贅沢です。中はしっとり外はパリッと焼くポイントをお伝えします。
スーパーの丸鶏はよく見ると下拵えが中途半端なことも多いので、下処理の仕方をマスターすれば臭みなく焼けます。
鶏のサイズに応じた紐の掛け方や、テーブルでのカットの仕方、正しい取り分け方などもご紹介しますので、これでいつお呼ばれ先でカットを任されても大丈夫。
サラダはグリーンの葉っぱにビーツを使ってクリスマスカラーに。
スープは白い冬野菜を組み合わせて、味わい深いポタージュに。
一汁三彩の基本のポタージュをマスターすれば、様々な食材で季節のポタージュが作れるようになりますよ。
