即興で作るおつまみと鶏塩肉じゃが☆
書類仕事に忙殺される時期を終え、ようやく4月の告知です。大変お待たせいたしました。
4月は人気の回が揃い踏み。
定番は春に必ず作る鶏塩肉じゃがと春野菜たっぷりの一汁三菜、もうひとつは昨年大変好評だったスペシャルな企画、即興おつまみです。
「即興おつまみ」とは?
皆さまに食材をお持込みいただき、それらを使っておつまみ数種と〆のご飯ものを即興で組み立てて作るという、お料理教室の枠を大きくはみ出した大胆企画です。音楽やダンス、演劇などの世界の「インプロ」の料理教室版と思ってください。
皆さまのお持込みと当日の私の気分次第で、何が完成するか当日にならないと分からないとか、そもそも食材を皆さまにお持ち込みいただくとか、あまりに実験的で巷のお教室ではあまり見かけません。
前回開催のInstagram投稿や開催時の写真から、どんな様子か伝わるでしょうか。


「即興おつまみ」の一番の特徴は、皆さんにも食材を持ち込んでもらうこと。
おつまみではなく「食材」をお持ちいただき、それらを我が家の冷蔵庫の食材と組み合わせて即興でおつまみと〆のご飯ものに仕上げます。
(持込食材のルールは日程のご案内に詳しく記載します)
なんだか難しいことをやってのけるように聞こえますが、なんてことない我が家の日常です。
冷蔵庫の残り物、手に取ったスーパーの見切り品、出先で見つけた気になる食材、ご近所からの戴き物、こういったものを組み合わせて、その日の気分で献立が決まっていくのが我が家の食卓です。
大まかなイメージで作り始め、途中で思いついて方針変更したり、始まりと出来上がりが違うこともしょっちゅうです。
品数を増やしたい時は単品で、大皿に派手に盛りたい時はさまざまな食材を彩りよく組み合わせて、使い切ってしまいたい食材はあちこちに形を変えて忍ばせて、私が普段どんなふうに料理しているかを覗いていただけます。
意外と簡単に思えて、お料理に自信がつくかもしれませんよ~
ただしあまりバラツキが出過ぎてもいけないので、固定のおつまみも数品作ります。
ひとつめは、セロリを使ったいつもと違う風味のなめろうを紹介します。
日本酒に合いそうですね〜、お味噌が入るので熱々ご飯との合わせも良いですよ。

ふたつめは、ごぼうで作るガレットです。
ごぼうは収穫時期が何度かあり、春から初夏にも新ごぼうとして収穫します。春ごぼうとか夏ごぼうとも呼ばれます。
春ごぼうの香りと食感を生かし、シャキッとカリッとモチッと焼き上げたガレットは日本酒、ビール、ワインどれでもいける味です。
タンパク価を上げるための隠し食材がいくつか入ってますのでお楽しみに。

最後は焼き浸し。
お浸しや煮物とはちがった味わいを楽しめます。
今回は意外にも、焼かずに食べる代表のようなトマトとオクラを焼き浸しに。意外性がクセになります。

一汁三彩のおつまみは、アルコールが苦手な人でも大丈夫。
高たんぱく低脂肪でお野菜多め、そしてお財布にも優しい、日々の食卓に並べる主菜や副菜、常備菜になるお菜中心です。
定番献立は肉じゃがです。
おふくろの味の定番、ほっこりお芋にお醤油こっくりと冬のイメージな肉じゃがを、新じゃがと鶏肉を塩味で仕上げ、肉じゃがの名脇役である玉ねぎや人参も春野菜で揃えて、爽やかなお菜に変換させました。
コクはあるのにさっぱりいただける、春の肉じゃがです。

その他、アサリと菜の花をさっと炊き合わせたり、春人参の残りとズッキーニを味噌味に炒めた常備菜を作ります。
お味噌汁にはあおさを入れて、どのお菜も春爛漫です。
今年は妙に暖かく桜も特に早いですね、このまま夏も早いのでしょうか。
木の芽時は花粉やら春の不調が起きやすい時期ですが、四季の豊かな国の宿命と思って、せめて食卓だけでもせっかくの春を存分に楽しみましょう。
