人気中華☆焼き餃子と黒酢酢豚☆
桜もあっという間に散ってしまい、暑くも寒くもない、一年で一番良い季節を迎えます。
「一汁三彩」もこの時期が一番良い季節。
春の不調を乗り越え夏の疲れが出る前の、代謝が良くなる今のうちに、中華はいかがですか?
今年は定番献立から焼き餃子と、新献立は黒酢酢豚が登場です。
どちらも人気の定番中華です。
でも、自分で作るのはちょっと面倒なのが玉に瑕…
少しでもラクできるよう、包みやすい餃子の皮をご紹介するとともに、酢豚は揚げずに作れるレシピを改良しました。
それでもやっぱり、ちょっと面倒。
せめてお教室で、みんなでワイワイ作ってしまいましょう。
私もお手伝いします!


焼き餃子、いろいろなレシピがあります。
白菜orキャベツ、絞るor絞らない、にんにくor生姜…ご家庭の好みや地域差もありそうです。
我が家の餃子は…キャベツ、絞らない、生姜、です。
自分の好みに作り分けも可能です。我が家の味を試した後、皆さまの好みでアレンジしてみてくださいね。
そして我が家の餃子には、切っても切れないお供がありまして、必ず自家製のタレを添えていただきます。
酢醤油にラー油、で充分美味しいのですが、ぜひ一度我が家のタレを試してみて欲しい!
誰に振る舞っても気に入っていただける、母の秘伝です。

がっつり中華にはあっさりめの副菜をふたつ用意しています。
一つ目は青梗菜に桜エビを加え、中華風に味付けしたサラダ。
今年は桜海エビが豊漁だそうです。
釜揚げも、干しても美味しい桜エビ、今のうちにたくさん楽しみましょう。

二つ目は木耳とトマトの前菜。
切ってかけて混ぜるだけ、の、レシピとも呼べない作り方なのですが、実はこれ、私が台湾で出会って目から鱗が落ちた食べ方なんです。
作るところを見せるとギョッとされることが多いですが、きっと皆さまもハマるはず。
旅の思い出話とともに味わってみてください。
生姜が効いていてさっぱりしますよ。

合わせるスープも中華です。
「一汁三彩」はだしの素や固形スープなどは使わず、素材から引き出した旨味を出汁に調理していますが、中華の時のスープももちろん、「なんとかパー」とかを使わずに作ります。
とは言え鶏ガラから出汁をとる暇はないので、旨みが簡単に引き出せる食材を使います。
今回は搾菜とネギの旨みにお願いしてみようと思います。冷蔵庫に余りがちなこれらで簡単に美味しい中華スープが作れるんですよ。
新献立の黒酢酢豚は紆余曲折あり、昔ながらの赤い酢豚にしようか、揚げずにどこまで美味しく作れるか、最後まで悩み、いろいろ試作しましたが、最終的に黒酢酢豚に決まりました。
最近よく見かける、潔くゴロッと大きな塊肉だけを真っ黒な黒酢餡で仕上げたアレです。
一汁三彩的には栄養バランスにちょっと抵抗があったのと、揚げずに作りたかったので悩みましたが、お野菜を入れて、塊肉をきも〜ち小さく、ひと手間かけることで解決したレシピです。
せっかくなので最後まで迷った赤い酢豚のレシピもつけておきます。おうちで試してみてくださいね。

副菜のひとつめは、お豆腐の冷菜。
皮蛋やおネギ、ねり胡麻で作ったコクのある和え衣をたっぷりのせていただきます。
皮蛋、お家で食べたことありますか?
ちょっとクセがあり、でもそれが癖になる皮蛋は、産地で味が違うので好みのものを見つけるコツをお伝えします。
二品目はさっぱりと、叩ききゅうりとセロリの温菜です。
冷たく食べるイメージの胡瓜やセロリを、温かいお漬物のような温サラダのようにいただくお菜で、温かいことで味が良くしみ、ついお箸が伸びる一品です。
残ったら冷たくしてもイケるので、二度楽しめますよ。

合わせるスープは中華たまごスープ。こちらは干し海老で出汁をとってみましょう。
さらっと食べるかトロッとさせるかは、当日の気温で相談しましょうね。
最近、HPへの一般告知より前に満席になることが増えてきました。
ようやく、コロナ前に戻った感があります。
私は大変嬉しい限りですが、予約が取りにくいのは皆さまには喜ばしくないですね…
中華が終わったら、このあとパエリア、カレーと続きます。
6、7月も混むかもしれません。気になる献立は早めにお問い合わせいただき、お席をGetしてくださいね。
