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2023年9月の献立

アペロを楽しむ & かえしを作ろう

今年は本当に暑い日が続きますね!
猛暑に加え、台風や大雨で厳しい気候が続く今年の夏ですが、皆様いかがお過ごしですか?
一汁三彩は例年通り8月は夏休みをいただき、ようやく9月の告知です。

9月は暦の上では秋ですが、東京の体感はまだまだ夏。
夏の疲れが出たり食欲が衰えがちなこの時期を、ちょっと楽しく乗り切りたいと思い、思いついた企画がフランスの素敵な習慣「アペロ」です。
ディナーの前のひと時を、食前酒と簡単なおつまみと共に気の置けない仲間と愉しむ、いかにもフランス流の食習慣です。
定番献立は一昨年の献立から、「かえし」を作って自家製めんつゆや万能調味料として活用する日本の知恵をお届け。
「アペロ」とか「かえし」とか、聞き慣れない言葉かもしれませんが、どちらも覚えて損はない、美味しい習慣です☆

↑写真はいつかのお教室風景、ワインマリアージュの回。アペロもドリンク持ち込み大歓迎です☆

自家製の麺つゆで食べるお素麺は格別☆市販品とは後味の爽やかさが違います

「アペロ」は食前酒を指す「アペリティフ」の略で言葉の通り食前酒のことですが、フランスでアペロというとお酒を指すだけでなく、お酒とおつまみとともに仲間とおしゃべりを愉しむ時間のことを言います。
日本の2次会が前倒しになったような感覚でしょうか。
友人と待ち合わせてもアペロを楽しんだら帰宅しディナーは家族で、とか、ディナーに招かれたのにアペロだけで結局お開き、なんてことも多く、とにかくアペロが大好きなフランス人です。
フランスのディナータイムは8時から9時頃が一般的で、ディナーまでの時間ゆっくりアペロを楽しみます。

そんなアペロに欠かせないのが、お酒に合う気の利いたおつまみ。
簡単に切ってのせるだけとか、乾き物や缶詰をアレンジしたりと、あまり手間暇はかけないのが一般的。
そこで今回は、冷蔵庫で1週間程度日持ちのする作り置きを作り、それらをアレンジしたレシピを2品と、買ってきたチーズを簡単にアレンジした2品をご紹介します。


一品めは自家製ツナ。
最近、ツナ缶高くないですか?しかもフレーク状が主流でなんだかパサパサ。だったら自分で作ってしまえ!と思い、ヘルシーなオイルスープ煮にしてみました。
※写真はカジキでオレガノ風味に、当日はカツオ、マグロ、カジキなどその日の仕入れで変更になります


この自家製ツナを使って、サラダニソワーズを作ります。


2品めはネギのスープ煮。
蒸し煮にしたポワローネギを酢漬けにしたお惣菜は、フランスのビストロの定番メニューです。
日本ではポワローネギは手に入りにくいので長ネギで作り、これに食材2種を合わせるだけで、簡単なサラダに仕上げます。


残り2品はチーズのアレンジ。
一つはモッツァレラをレモンやオリーブで味付けし、もう一品はブルーチーズを焼いたトレビスの味付けに使用する、チーズが主役と脇役に登場する2品です。



アペロにはこれで十分ですが、今回はメインもつけちゃいます。
さっぱりめな赤身のミニステーキに、トマトやハーブをマリネしたソースを合わせた夏らしい一品です。

↑付け合わせの野菜はその日の入荷状況で変わります



定番献立は、「かえし」がポイント。
「かえし」とは「煮返す」からきた名前で、調味料を煮返して作る和食の味付けの元になるもので、本かえしと半かえしがあり、我が家のかえしは保存の利く本かえし。
麺つゆや天つゆの元になるほか、煮物やすき焼きの割下、親子丼や天丼のタレにもなる、万能調味料です。
長期保存が可能なので、お蕎麦屋さんなどには創業以来継ぎ足しのかえしがあるものですが、一般家庭では最近見かけませんね。
市販の麺つゆを常備して味付けに使っている家庭がとても増えましたが、かえしがあれば本来は麺つゆを買う必要はないんですよ。
麺つゆレシピがどうも口に合わないという人は(私もそのひとり)、ぜひ一度かえしを自作してみて欲しいです。

過去記事の後半に本かえしの詳しい記述がありますので、そちらもご参考に。

今回の献立はすべてかえしで味付けしています。

まずはお素麺つゆを2種。普通の麺つゆと、練り胡麻豆乳のつけダレです。
さらにトマト風味の和え衣で和えたお素麺も加え、お素麺3変化を楽しみます。
ついでに美味しいお素麺の茹で方もマスターしましょう。ちょっとしたコツで美味しくなるんですよ。



さらに鶏肉と茄子をポン酢で焼く簡単お菜と、レンチン蒸し野菜をかえしで味付けするだけの、あっという間の時短お菜を2種を作ります。


緯度の高いフランスは夏の日没が22時近く、長い夕刻を愉しむアペロは特に夏の風物詩とも言えます。
対して日本の夏は蒸し暑く食欲も落ちがちに、そんな時でもお素麺ならさっと湯がくだけで簡単に出来て、つるつるとさっぱりいただけます。
どちらも風土や気候に合わせた夏の素敵な過ごし方、あと少し夏を楽しみましょう〜


お教室にご参加された方は、翌々月まで先行予約が可能です。また、公式LINEを登録いただくと、このHPの告知より数日前に先行告知&予約が可能ですのでぜひLINEよりご予約ください。

〈 献立1 アペロのおつまみ+ミニステーキ 〉

自家製ツナのサラダニソワーズ
ネギのスープ煮と鯖のサラダ
モッツァレラのオリーブレモン和え
トレビスのブルーチーズ焼き
トマトビネグレットのミニステーキ
パンかクラッカー

9月2日(土) 10:00~14:00 ※満席
9月3日(日) 10:00~14:00 ※満席
9月23日(土) 10:00~14:00 ※満席
・9月23日(日) 10:00~14:00 ※残1



〈 献立2 かえしとお素麺+お菜2種 〉

本かえし(和食の万能調味料)
お素麺と自家製麺つゆ2種
アレンジお素麺(トマトと鯖の和え麺)
鶏肉と茄子の焼きポン酢
蒸し夏野菜のおじゃこ和え

9月9日(土) 10:00~14:00 ※満席
・9月10日(日) 10:00~14:00 ※残1



※日程に記載のない日でも、平日も含め都合がつく日であれば開催いたします
公開コースとして追加開催する場合は、参加者が2名以上になれば通常通り開催、1名のみの場合は、+1,200円でお受けいたします
ご希望日があれば日程をサイト上でオープンにして参加者を募集いたしますので、お気軽にご相談ください

※上記以外の献立およびプライベートレッスンは別途お問い合わせください

●定員
定員3名

☆一汁三菜をすべてご自分で作っていただくため少人数制です
☆当教室は、紹介制です


●参加費 6,050/ひとり
2人分の材料費込みの参加費です。
☆当教室では、2人分を調理する感覚を養うことを目的としています
おひとりで2人分を調理し、試食して残った分はお持ち帰りいただけます

※12月より参加費が変わりました→参加費改定のお知らせ


●レッスンの流れ
トップページから「教室の進行」タブをご覧ください

●レッスンお申し込み方法

公式アカウント「@260rxdtl」をお友だち登録の上、チャット画面からお申し込みください
深夜帯以外は即日ご連絡いたします


※LINEがお使いいただけない方は、以下よりお申し込みください
一両日中にご連絡いたします

問い合わせフォーム
もしくは
メール:ryouri38@gmail.com



☆当教室は、紹介制です。
初めてご参加いただく方は、紹介者のお名前も併記ください

※当教室は一般家庭のキッチンを使って開催しています
大勢お呼び出来ないため紹介制で運営しておりますが、お申込みに余裕がある場合に限り、ご紹介以外の方もご参加いただいております。ご興味のある方はお問合わせください


●当教室の衛生管理について
当教室の取り組みについては、トップページの「教室の衛生管理」タブをご確認ください

●お申し込み後のキャンセルについて
直前のキャンセルは他の方にお席をお譲りするのが難しく、お席が無駄になってしまいます
また材料を事前に準備していますので、キャンセルはできるだけご遠慮ください
やむをえずキャンセルされる場合は、キャンセル料を頂戴しています
※特別な配慮が必要な場合は、柔軟に対応いたします

☆キャンセルフィー
当日含まず、
・4日前までのご連絡 キャンセル料はいただきません
・3日前からのご連絡 参加費の70%
・当日のご連絡・連絡なしでのご欠席 参加費の100%


●お持ちいただくもの
エプロン
お手拭きタオル
筆記用具(メモ用)
保存容器(お持ち帰り用)

※作ったお料理はジップロックに詰めてお持ち帰りいただきますが、持ち運びが気になる方は保存容器をご用意下さい


●アクセス
東急目黒線「不動前駅」下車 徒歩7分
※JR目黒駅から1つめです
※急行は止まりません

東急目黒線「武蔵小山駅」下車徒歩8分
※JR目黒駅から2つめです
※急行が止まります
※神奈川方面からお越しの際はこちらが便利です

☆ご参考まで、JR「目黒駅」および「五反田駅」までは徒歩20分くらいです
詳細な地図は、お申し込みが確定しましたらメールでお送りいたします


お申し込み、お待ちしております。