Blog、開催のご案内 2022-12-26 2023年1月の献立 新年最初の献立は基本の和食をご紹介☆ 冬こそ和食回帰。旬の食材と出汁の底力☆ あっという間に2022年も終わり、新年を迎えようとしています。近年は暖冬続きだったのに、殊の外寒い12月に震えています。温かいものが恋しいですね。1月は毎年、和食に立ち帰り、基本の一汁三菜を作るようにしています。忘年会や新年会、そろそろ日常の年末年始が戻ってきている方も多いでしょうか。年末のパーティメニューやお正月のご馳走に飽きた頃、冬に旬を迎える食材を使って芯から温まって心和む、日常の食卓にふさわしい献立をご紹介します。 和食の基本は出汁にあり?お出汁を使わない和食とは? 定番献立からご紹介します。お出汁をちゃんと引いて使う回、毎年恒例になりつつあります。日本人とは切っても切り離せない「お出汁」の文化は「umami」という言葉が外国の辞書にも載るくらい、今では世界にその存在が知られるところとなりました。普段お出汁のことは意識しなくても、「何か物足りない」「塩っぱいけど味気ない」「大味」など、お出汁が効いていないお料理を食べた時の違和感は感じたことがあるのではないでしょうか。この回では、お出汁の役割をしっかり意識して、正しく(でも簡単に)お出汁を引いてみるところから始めます。このお出汁を使って作るのが、出汁巻きと大根の煮物。出汁巻きは卵4個使って大きくふるふるに仕上げます。大根の煮物は豚バラ肉を合わせてボリュームを出したあんかけスタイル、ご飯にもお酒にもよく合い、ご自宅でのリピート率の高い人気お菜のひとつです。その他、お味噌汁や和物にもお出汁を余すところなく使います。敢えて具を控えて出汁を主役にしたお味噌汁の滋味深い味わいに、思わず感嘆と安堵のため息が漏れること請け合いです。 (こちらは2020年の1月開催時の生徒さんの作品です) 打って変わって新献立は敢えてお出汁を引かず、素材の持つ旨みを引き出して味に深みを加えます。主菜は白味噌仕立ての和風グラタン。旬のタラや冬野菜を白味噌や長芋で和風にアレンジしたソースでグララン風に焼き上げました。洋食のグラタンとは違いあっさりと和食に合う仕上がりですが、素材の旨みを引き出して味わい深く仕上げます。 お椀ものは、こちらも出汁を引かずに作れる汁物のひとつ、けんちん汁。お豆腐や根菜たっぷりで季節を問わず積極的に摂りたい献立ですが、やはり主役になるのは寒い冬ですね。ただ温まるだけでなく、もともとお寺の精進料理が発祥のけんちん汁は、お通じや美肌効果も期待できるヴィーガンデトックススープでもあります。汁物でありながら、大きなお椀で主菜のようにもいただける便利なお菜です。 ほっこり系のお菜が続くので、副菜にはさっぱりしたものを。旬の白菜のちょっと変わった食べ方を紹介します。ラーパーツァイ(辣白菜)は甘酸っぱく、ちょっとピリ辛の中華料理。今回は柚子を効かせて和食に合わせてみました。 そして菜の花と桜えびを使って、混ぜご飯にしてみます。菜の花は春のお野菜のイメージですが、実は東京で一番出回るのは、千葉県で1月に旬を迎える菜の花です。関東圏にお住まいの方なら、温暖な冬の房総に一面に広がる菜の花畑をすぐに思い描ける方も多いかもしれませんね。菜の花の緑と穂先の黄色、桜えびの仄かな桃色で早春の彩りを意識した混ぜご飯は、ほろ苦さも芽吹の季節を先取りした味わいです。 どちらの献立も素材のお出汁が味を下支えしてくれるので、味が決まりやすく減塩も叶う和食ならではの良さが詰まっています。冬はどうしても代謝が落ちがちで、味の濃いものを食べるとさらに体が重く冷えにも繋がります。元気に春を迎えられるよう、ご馳走シーズンの後は優しい和食で体調を整えましょう。 開催日程はこちら 〈 定番献立 出汁巻きと豚バラ大根煮 〉豚バラと大根の炒め煮出汁巻き玉子長芋と隠元の梅肉和えなめこのお味噌汁白飯・1月14日(土) 10:00~14:00 ※満席・1月15日(日) 10:00~14:00 ※満席※1月9日(月祝)→希望者が集まれば追加開催予定、お問い合わせください〈 新献立 和風グラタンとけんちん汁 〉タラと冬野菜の和風グラタンけんちん汁ラーパーツァイ菜の花と桜海老の混ぜご飯・1月21日(土) 10:00~14:00 ※残1席・1月22日(日) 10:00~14:00 ※残1席・1月28日(土) 10:00~14:00 ※満席・1月29日(日) 10:00~14:00 ※満席 ※日程に記載のない日でも、平日も含め都合がつく日であれば開催いたします公開コースとして追加開催する場合は、参加者が2名以上になれば通常通り開催、1名のみの場合は、+1,000円でお受けいたしますご希望日があれば日程をサイト上でオープンにして参加者を募集いたしますので、お気軽にご相談ください※プライベートレッスンは別途お問い合わせください 料金と申込方法 ●定員定員3名☆一汁三菜をすべてご自分で作っていただくため少人数制です☆当教室は、完全紹介制です●参加費 6,050/ひとり2人分の材料費込みの参加費です。☆当教室では、2人分を調理する感覚を養うことを目的としていますおひとりで2人分を調理し、試食して残った分はお持ち帰りいただけます※12月より参加費が変わりました→参加費改定のお知らせ●レッスンの流れトップページから「教室の進行」タブをご覧ください●レッスンお申し込み方法以下のいずれかからお申し込みください問い合わせフォームメール:ryouri38@ryouri38ラインのチャット画面:公式アカウント「@260rxdtl」をお友だち登録の上、チャット画面からお申し込みください1両日中にこちらからご連絡いたします☆当教室は、完全紹介制です。初めてご参加いただく方は、紹介者のお名前も併記ください※当教室は一般家庭のキッチンを使って開催しています大勢お呼び出来ないため完全紹介制で運営しておりますが、Webからのお問合せが増えた為、お申込みに余裕がある場合に限り、ご紹介以外の方もご参加いただいております。ご興味のある方はお問合わせください●当教室の衛生管理について当教室の取り組みについては、トップページの「教室の衛生管理」タブをご確認ください新型ウィルスを始め、ざまざまな感染症への対策を講じており、ご参加の皆様にもご協力をお願いしていますそれでもゼロリスクを保証するものではございませんので、無理のないようご自身と周りの皆様の安全をご判断の上ご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします●お申し込み後のキャンセルについて直前のキャンセルは他の方にお席をお譲りするのが難しく、お席が無駄になってしまいますまた材料を事前に準備していますので、キャンセルはできるだけご遠慮くださいやむをえずキャンセルされる場合は、キャンセル料を頂戴しています※特別な配慮が必要な場合は、柔軟に対応いたします☆キャンセルフィー当日含まず、・4日前までのご連絡 キャンセル料はいただきません・3日前からのご連絡 参加費の70%・当日のご連絡・連絡なしでのご欠席 参加費の100%●お持ちいただくものエプロンお手拭きタオル筆記用具(メモ用)保存容器(お持ち帰り用)※作ったお料理はジップロックに詰めてお持ち帰りいただきますが、持ち運びが気になる方は保存容器をご用意下さい●アクセス東急目黒線「不動前駅」下車 徒歩7分※JR目黒駅から1つめです※急行は止まりません東急目黒線「武蔵小山駅」下車徒歩8分※JR目黒駅から2つめです※急行が止まります※神奈川方面からお越しの際はこちらが便利です☆ご参考まで、JR「目黒駅」および「五反田駅」までは徒歩20分くらいです詳細な地図は、お申し込みが確定しましたらメールでお送りいたしますお申し込み、お待ちしております。